【稲門建築会メルマガ】No.248≪2025.4.21≫ XXXX様
2025/04/21 (Mon) 15:10
※本メールは会員の皆様への一斉配信です。
XXXX様
会員番号 XXXX
桜の季節も過ぎ、初夏を思わせるような陽気が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
このたび、新年度の開始に伴い、研究室が古谷・田中研究室から田中研究室へと引き継がれ、日々を新鮮な気持ちで過ごしています。
添付の写真は、先日、山手線一周徒歩旅をした際に撮影した桜の様子です。東京の各エリアの風景が目まぐるしく移り変わる様子を歩きながら肌で感じ、改めて都市における文明の利器の恩恵の大きさを実感いたしました。終わる頃には疲労困憊ではありましたが、それ以上に大きな達成感を得ることができました。
新年度に入り、ご多用のことと存じます。季節の変わり目でもございますので、どうぞご自愛くださいますようお祈り申し上げます。
広報学生委員 松島英里(田中研究室 修士1年)
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00 コンテンツ
01 5/30(金)稲門建築会春の大会 宮沢洋氏特別講演
02 5/12(月)~「北川民次、内間安セイ、内間俊子―アメリカへ、メキシコへ渡った美術家たち」展示/會津博物館
03 5/16(金)・20(火) 「建築物の断熱~環境・経済・人への影響」講演会
04 6/21(土)「早稲田大学技術士稲門会」総会・講演会
05 7/2(水)~ 藤本壮介の建築:原初・未来・森/森美術館
06 コラムNo.2 中溝大機準教授(4月より建築学科構造系の教員として着任)
07 こちら事務局
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01 5/30(金)稲門建築会春の大会開催 宮沢洋氏特別講演
テーマ:「建築を社会に開く~都城市民会館から東京建築祭まで」
通常総会 17:00~
特別講演 18:00~19:15
会場:西早稲田(理工)キャンパス
参加費:無料
懇親会 19:30~
会場:西早稲田(理工)キャンパス63号館ロームスクエア
参加費:5000円
詳細は決まり次第HP・メルマガでお知らせしますので、どうぞご参加をご予定ください。
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02 5/12(月)~「北川民次、内間安セイ、内間俊子―アメリカへ、メキシコへ渡った美術家たち」展示/會津博物館
昨年、會津博物館で展示された内間安セイ(甍1943)が、5月~7月にかけて再度、會津博物館で特集展示されることになりました。
今回は1階の近代美術展示室で、内間夫妻と北川民次に絞った展示です。
内間夫人は満州生まれなので、夫婦とも内地以外の生まれ育ちで日中戦争のさ中に「来日」して戦後、美術を学んで渡米、北川民次は早稲田の予科にいる間に美術に興味を持って渡米して美術を学んだ後、メキシコに渡って軍国主義の時代に日本に帰国して反骨を貫きました。
https://www.waseda.jp/culture/aizu-museum/news/2025/04/01/8164/
会期:2025年5月12日(月)~2025年7月15日(火)
時間:10:00~17:00
休館日:水曜日 ※5月14日(水)と21日(水)は開館
会場:會津八一記念博物館 1階 近代美術展示室
入館料:無料
早稲田大学名誉教授 長谷見雄二(苗1973)
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03 5/16(金)・20(火) 「建築物の断熱~環境・経済・人への影響」講演会
(一社)日本断熱住宅協会(田中辰明お茶の水女子大学名誉教授 苗1963)主催で一昨年、昨年に引き続き、ドイツから第一線で活躍する環境建築家のヴォルフガング・レナート博士をお招きし、講演会を開催いたします。
「欧州における欧州の建築断熱に関する最新情報」や「分譲マンションの外断熱改修」、「未来の気候に備える ― レジリエントな建築と外断熱の役割」など皆様にご興味を持っていただけるテーマとなっております。参加費も無料です。
【札幌会場】
日 時:5月16日(金)13:00~
場 所:札幌の北海道立道民活動センター(かでる2.7)
【東京会場】
日 時: 5月20日(火)12:45~17:00(受付12:15)
場 所: 東京国際フォーラム G 402
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目5-1
【講演内容】
講 演 1:「分譲マンションの外断熱改修」
大橋 周二 様(有限会社大橋建築設計室)
講 演 2:「未来の気候に備える ― レジリエントな建築と外断熱の役割」
岡田 早代 様
講 演 3:「今こそ建物の断熱が必要」
田中 辰明 博士(お茶の水女子大学名誉教授)
講 演 4:「欧州の建築断熱に関する最新情報」
ヴォルフガング・レーナート博士(ドイツ・環境建築家)
田中辰明(苗1963)
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04 6/21(土)「早稲田大学技術士稲門会」総会・講演会
日時:2025年6月21日(土)13時~16時半
場所:理工キャンパス会議室とZoomによるオンラインの併用
(会議室場所及びZoomのID・PWは下記笹口宛申込いただいた方へ後日連絡)
議 事:13時30分~15時「技術士への誘い」技術士制度、合格体験談 OB,OGによる
講演会:15時10分~16時10分「ウクライナ戦争の行方=ロシア地下資源開発の現況と近未来=」
講師:杉浦敏廣氏(伊藤忠総研 委託研究院、大阪外大卒)
懇親会:16時50分~18時30分 55号館S棟1F竹内ラウンジ
費 用:講演会1000円、懇親会3000円、学生は全て無料
申込先:笹口 sasaguchi@ruri.waseda.jp
申込締切:6月9日(月)
技術士資格をお持ちの方、技術士資格に挑戦したい方、技術士資格に関心ある方、大歓迎です。
特に、構造、材料、施工、環境、都市計画分野の方、ぜひ、ご参加ください。
技術士稲門会会長 原田敬美(元港区長、技術士、工学博士、一級建築士)苗1972、院1974、穂積研究室
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05 7/2(水)~ 藤本壮介の建築:原初・未来・森
【藤本壮介の建築:原初・未来・森】
7/2(水)~ 11/9(日)/森美術館
「2025年大阪・関西万博」の会場デザインプロデューサーを務める藤本壮介氏の個展のご案内です。
詳細: https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/soufujimoto/index.html
以下は森美術館ホームページよりの抜粋です。
本展は、藤本にとって初の大規模個展です。
活動初期から世界各地で現在進行中のプロジェクトまで網羅的に紹介し、四半世紀にわたる歩みや建築的特徴、思想を概観します。
展示では、模型や設計図面、竣工写真に加え、インスタレーションや空間を体験できる大型模型、プロトタイプ(試作モデル)なども含まれ、建築に携わる人だけでなく、だれもが藤本建築のエッセンスを体感できる、現代美術館ならではの展覧会となります。
さらに、藤本による未来の都市像の提案を通し、建築の存在意義や可能性についての考察も試みます。
森ビル株式会社 浅利直記(苗2000)
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06 コラムNo.2 中溝大機准教授(4月より建築学科構造系の教員として着任)
花冷えで始まった4月、中ごろにかけては晴れやかであたたかい日も多くなり、つらい花粉の日々も少しずつ落ち着きを見せてきました。
1年を15日ずつに分けて季節を表す二十四節気では、この季節を「清明」と呼び、万物が清々しく明るく美しいころ、だそう。
昨日20日ごろからは「穀雨」に移り変わり、田畑の準備が整いそれに合わせて春の雨の降るころ、になるそうです。
年度初めの拵えの時期、みなさまが健やかな日々を過ごされていますこと、お祈り申し上げます。
西早稲田キャンパスでは新しい52号館が今まさに建ち始めています。
ただし、皆の学び舎であり続けた既存の52号館もそのままに。
新築は既存を跨ぎつつ、既存に触れずに建っています。
新52号館の構造体は既存52号館に荷重を預けず、逆に、既存の構造体も新築に頼ることなく、両者は互いに自らのみで建っている。
「都の西北」の一節、「学の独立」のさまに通ずるところがあるかもしれません。
工事中の今も、これからも、理工各学科新1年生のガイダンスや、一般教養科目などが行われる大教室として、既存52号館は使われ続けていきます。
「問」という字になぞらえれば、新52号館が「門」、既存52号館が「口」です。
この新築は、高さ40mの高層建築でありながら、ごくわずかな接地面のみで自らの重量を地盤に伝える特殊な架構形式を採っています。
常時の自重も、地震時の大きな力も、新52号館はつま先立ちに踏ん張り、学生を迎える「門」となって、「学問の独立」を支え続けてくれることでしょう。
私、新52号館の構造設計を担当した一人として、3月までは中庭の現場事務所から、今は研究室から、ハラハラドキドキの親心で、新しい学び舎の独り立ちを見守っています。
今しかないこの姿、皆様もぜひ西早稲田キャンパスへ、ご覧に来られてはいかがでしょうか。
早稲田大学准教授 中溝大機(苗2006)
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07 こちら事務局
寒暖差の激しい今日この頃、新たな出発をされた皆さんは元気に活動されてるでしょうか。
そろそろNEWSとWA(こちらは会費納入者のみ)がお手元に届く頃と思います。
広報委員会のメンバー(含む学生)が毎月学校に集まり議論を重ねて作りました。読んで感想をお聞かせください。
さて、先日大隈講堂で新入生ガイダンスがあり事務局も参加してきました。
建築学科の先生方25名が新入生に対し生年月日順に登壇、メッセージを送るというもので延々3時間行われました。
さすが先生方の話は含蓄があり個性も現れ楽しく、あっという間に時間が過ぎました。
そのあと開かれた新教員歓迎懇親会にも参加し、多くの先生方と話す中で稲門建築会の存在価値は非常に大きいとあらためて感じました。
2025年度も会員の皆さんが参加したくなる企画をたくさん実施しますので、会費の納入をお願いいたします。
口座振替キャンペーン中!
事務局長 鴇田 隆(苗1973)
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【稲門建築会メルマガ】
総編集長 :稲門建築会会長 亀井忠夫(苗1977)
編集責任者:広報委員長 松井章一郎(苗1989)
学生委員 :杉山美緒(修2) 中山陽南子(修2)
岩田紗依(修1)金井陽奈子(修1)牧田紗英(修1)松島英里(修1)三輪結菜(修1)
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稲門建築会
Alumni Association of Waseda Architecture
169-8555 東京都新宿区大久保 3-4-1
早稲田大学 55-S-401
Tel&Fax: 03-3208-0640
E-mail: wap@toumon.arch.waseda.ac.jp
https://www.toumon.arch.waseda.ac.jp/
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XXXX様
会員番号 XXXX
桜の季節も過ぎ、初夏を思わせるような陽気が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
このたび、新年度の開始に伴い、研究室が古谷・田中研究室から田中研究室へと引き継がれ、日々を新鮮な気持ちで過ごしています。
添付の写真は、先日、山手線一周徒歩旅をした際に撮影した桜の様子です。東京の各エリアの風景が目まぐるしく移り変わる様子を歩きながら肌で感じ、改めて都市における文明の利器の恩恵の大きさを実感いたしました。終わる頃には疲労困憊ではありましたが、それ以上に大きな達成感を得ることができました。
新年度に入り、ご多用のことと存じます。季節の変わり目でもございますので、どうぞご自愛くださいますようお祈り申し上げます。
広報学生委員 松島英里(田中研究室 修士1年)
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00 コンテンツ
01 5/30(金)稲門建築会春の大会 宮沢洋氏特別講演
02 5/12(月)~「北川民次、内間安セイ、内間俊子―アメリカへ、メキシコへ渡った美術家たち」展示/會津博物館
03 5/16(金)・20(火) 「建築物の断熱~環境・経済・人への影響」講演会
04 6/21(土)「早稲田大学技術士稲門会」総会・講演会
05 7/2(水)~ 藤本壮介の建築:原初・未来・森/森美術館
06 コラムNo.2 中溝大機準教授(4月より建築学科構造系の教員として着任)
07 こちら事務局
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01 5/30(金)稲門建築会春の大会開催 宮沢洋氏特別講演
テーマ:「建築を社会に開く~都城市民会館から東京建築祭まで」
通常総会 17:00~
特別講演 18:00~19:15
会場:西早稲田(理工)キャンパス
参加費:無料
懇親会 19:30~
会場:西早稲田(理工)キャンパス63号館ロームスクエア
参加費:5000円
詳細は決まり次第HP・メルマガでお知らせしますので、どうぞご参加をご予定ください。
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02 5/12(月)~「北川民次、内間安セイ、内間俊子―アメリカへ、メキシコへ渡った美術家たち」展示/會津博物館
昨年、會津博物館で展示された内間安セイ(甍1943)が、5月~7月にかけて再度、會津博物館で特集展示されることになりました。
今回は1階の近代美術展示室で、内間夫妻と北川民次に絞った展示です。
内間夫人は満州生まれなので、夫婦とも内地以外の生まれ育ちで日中戦争のさ中に「来日」して戦後、美術を学んで渡米、北川民次は早稲田の予科にいる間に美術に興味を持って渡米して美術を学んだ後、メキシコに渡って軍国主義の時代に日本に帰国して反骨を貫きました。
https://www.waseda.jp/culture/aizu-museum/news/2025/04/01/8164/
会期:2025年5月12日(月)~2025年7月15日(火)
時間:10:00~17:00
休館日:水曜日 ※5月14日(水)と21日(水)は開館
会場:會津八一記念博物館 1階 近代美術展示室
入館料:無料
早稲田大学名誉教授 長谷見雄二(苗1973)
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03 5/16(金)・20(火) 「建築物の断熱~環境・経済・人への影響」講演会
(一社)日本断熱住宅協会(田中辰明お茶の水女子大学名誉教授 苗1963)主催で一昨年、昨年に引き続き、ドイツから第一線で活躍する環境建築家のヴォルフガング・レナート博士をお招きし、講演会を開催いたします。
「欧州における欧州の建築断熱に関する最新情報」や「分譲マンションの外断熱改修」、「未来の気候に備える ― レジリエントな建築と外断熱の役割」など皆様にご興味を持っていただけるテーマとなっております。参加費も無料です。
【札幌会場】
日 時:5月16日(金)13:00~
場 所:札幌の北海道立道民活動センター(かでる2.7)
【東京会場】
日 時: 5月20日(火)12:45~17:00(受付12:15)
場 所: 東京国際フォーラム G 402
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目5-1
【講演内容】
講 演 1:「分譲マンションの外断熱改修」
大橋 周二 様(有限会社大橋建築設計室)
講 演 2:「未来の気候に備える ― レジリエントな建築と外断熱の役割」
岡田 早代 様
講 演 3:「今こそ建物の断熱が必要」
田中 辰明 博士(お茶の水女子大学名誉教授)
講 演 4:「欧州の建築断熱に関する最新情報」
ヴォルフガング・レーナート博士(ドイツ・環境建築家)
田中辰明(苗1963)
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04 6/21(土)「早稲田大学技術士稲門会」総会・講演会
日時:2025年6月21日(土)13時~16時半
場所:理工キャンパス会議室とZoomによるオンラインの併用
(会議室場所及びZoomのID・PWは下記笹口宛申込いただいた方へ後日連絡)
議 事:13時30分~15時「技術士への誘い」技術士制度、合格体験談 OB,OGによる
講演会:15時10分~16時10分「ウクライナ戦争の行方=ロシア地下資源開発の現況と近未来=」
講師:杉浦敏廣氏(伊藤忠総研 委託研究院、大阪外大卒)
懇親会:16時50分~18時30分 55号館S棟1F竹内ラウンジ
費 用:講演会1000円、懇親会3000円、学生は全て無料
申込先:笹口 sasaguchi@ruri.waseda.jp
申込締切:6月9日(月)
技術士資格をお持ちの方、技術士資格に挑戦したい方、技術士資格に関心ある方、大歓迎です。
特に、構造、材料、施工、環境、都市計画分野の方、ぜひ、ご参加ください。
技術士稲門会会長 原田敬美(元港区長、技術士、工学博士、一級建築士)苗1972、院1974、穂積研究室
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05 7/2(水)~ 藤本壮介の建築:原初・未来・森
【藤本壮介の建築:原初・未来・森】
7/2(水)~ 11/9(日)/森美術館
「2025年大阪・関西万博」の会場デザインプロデューサーを務める藤本壮介氏の個展のご案内です。
詳細: https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/soufujimoto/index.html
以下は森美術館ホームページよりの抜粋です。
本展は、藤本にとって初の大規模個展です。
活動初期から世界各地で現在進行中のプロジェクトまで網羅的に紹介し、四半世紀にわたる歩みや建築的特徴、思想を概観します。
展示では、模型や設計図面、竣工写真に加え、インスタレーションや空間を体験できる大型模型、プロトタイプ(試作モデル)なども含まれ、建築に携わる人だけでなく、だれもが藤本建築のエッセンスを体感できる、現代美術館ならではの展覧会となります。
さらに、藤本による未来の都市像の提案を通し、建築の存在意義や可能性についての考察も試みます。
森ビル株式会社 浅利直記(苗2000)
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06 コラムNo.2 中溝大機准教授(4月より建築学科構造系の教員として着任)
花冷えで始まった4月、中ごろにかけては晴れやかであたたかい日も多くなり、つらい花粉の日々も少しずつ落ち着きを見せてきました。
1年を15日ずつに分けて季節を表す二十四節気では、この季節を「清明」と呼び、万物が清々しく明るく美しいころ、だそう。
昨日20日ごろからは「穀雨」に移り変わり、田畑の準備が整いそれに合わせて春の雨の降るころ、になるそうです。
年度初めの拵えの時期、みなさまが健やかな日々を過ごされていますこと、お祈り申し上げます。
西早稲田キャンパスでは新しい52号館が今まさに建ち始めています。
ただし、皆の学び舎であり続けた既存の52号館もそのままに。
新築は既存を跨ぎつつ、既存に触れずに建っています。
新52号館の構造体は既存52号館に荷重を預けず、逆に、既存の構造体も新築に頼ることなく、両者は互いに自らのみで建っている。
「都の西北」の一節、「学の独立」のさまに通ずるところがあるかもしれません。
工事中の今も、これからも、理工各学科新1年生のガイダンスや、一般教養科目などが行われる大教室として、既存52号館は使われ続けていきます。
「問」という字になぞらえれば、新52号館が「門」、既存52号館が「口」です。
この新築は、高さ40mの高層建築でありながら、ごくわずかな接地面のみで自らの重量を地盤に伝える特殊な架構形式を採っています。
常時の自重も、地震時の大きな力も、新52号館はつま先立ちに踏ん張り、学生を迎える「門」となって、「学問の独立」を支え続けてくれることでしょう。
私、新52号館の構造設計を担当した一人として、3月までは中庭の現場事務所から、今は研究室から、ハラハラドキドキの親心で、新しい学び舎の独り立ちを見守っています。
今しかないこの姿、皆様もぜひ西早稲田キャンパスへ、ご覧に来られてはいかがでしょうか。
早稲田大学准教授 中溝大機(苗2006)
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07 こちら事務局
寒暖差の激しい今日この頃、新たな出発をされた皆さんは元気に活動されてるでしょうか。
そろそろNEWSとWA(こちらは会費納入者のみ)がお手元に届く頃と思います。
広報委員会のメンバー(含む学生)が毎月学校に集まり議論を重ねて作りました。読んで感想をお聞かせください。
さて、先日大隈講堂で新入生ガイダンスがあり事務局も参加してきました。
建築学科の先生方25名が新入生に対し生年月日順に登壇、メッセージを送るというもので延々3時間行われました。
さすが先生方の話は含蓄があり個性も現れ楽しく、あっという間に時間が過ぎました。
そのあと開かれた新教員歓迎懇親会にも参加し、多くの先生方と話す中で稲門建築会の存在価値は非常に大きいとあらためて感じました。
2025年度も会員の皆さんが参加したくなる企画をたくさん実施しますので、会費の納入をお願いいたします。
口座振替キャンペーン中!
事務局長 鴇田 隆(苗1973)
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【稲門建築会メルマガ】
総編集長 :稲門建築会会長 亀井忠夫(苗1977)
編集責任者:広報委員長 松井章一郎(苗1989)
学生委員 :杉山美緒(修2) 中山陽南子(修2)
岩田紗依(修1)金井陽奈子(修1)牧田紗英(修1)松島英里(修1)三輪結菜(修1)
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稲門建築会
Alumni Association of Waseda Architecture
169-8555 東京都新宿区大久保 3-4-1
早稲田大学 55-S-401
Tel&Fax: 03-3208-0640
E-mail: wap@toumon.arch.waseda.ac.jp
https://www.toumon.arch.waseda.ac.jp/
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