【竹谷とし子】食品ロス削減のため、今、わたしたちにできること
2016/03/03 (Thu) 18:15
こんにちは、竹谷とし子です。
前回に引き続いて、まだ食べられるのに捨てられている「食品ロス」についてお話させて頂きます。
私が、食品ロスに取り組もうと思った原点。
それは、小学生の時に見た、発展途上国の飢餓と貧困を取り上げたテレビ番組です。
お母さんに抱かれた赤ちゃんのやせ細った腕や足、栄養失調で大きく膨れたお腹、悲しそうな瞳。小さな子どもが、食べるものがないという理由で亡くなっている現実に、「助けてあげたい」と真剣に思いました。
今も、世界のおよそ8億人の人たちが飢餓に苦しんでいます。その多くは子どもたちです。
同じ地球、同じ時代に生きていて、一方は食糧不足に苦しみ、一方で世界から食品を大量に輸入して、大量に廃棄している。こうした現状を何とかしたい。それが率直な思いです。
生ごみの削減に先駆的に取り組んできた京都市の調査によると、4人家族が1年間に出す食品ロスは、お金に換算すると6万円!
もったいないの一言です。
食品ロスの問題をより多くの皆さまに知って頂き、一緒に取り組むために、今、公明党東京都本部女性局では、「食品ロス削減に ココからチャレンジ」をテーマに各地で女性フェスタを開催しています。
フェスタでは、専門家の講演とともに、世界の食糧の現状や、冷蔵庫の残り物を使ったお料理レシピの展示をしています。大根の皮やキャベツの芯を使ったお料理は美味しくて、ヘルシーで、ダイエット効果もあるそうで、実際にやってみた方から大好評でした。
食品ロスの削減は先進国共通の課題です。
フランスでは今年1月から、お客さんが希望すればドギーバック(残ったお料理を持ち帰るボックス)をお店が提供することが法律で義務付けられました。こうした法制度の見直しとともに、私たち消費者の意識を変え、毎日の行動を変えていくこと。それを車の両輪のように取り組む必要があります。
多くの皆さまと「もったいない」との思いを共有しながら、日本を食品ロス削減の先進国に、との決意で挑戦を続けて参ります。
竹谷とし子
参議院議員・公認会計士
公明党女性委員会副委員長
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http://www.takeya-toshiko.jp/
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発行:公明党参議院東京選挙区第1総支部
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私が、食品ロスに取り組もうと思った原点。
それは、小学生の時に見た、発展途上国の飢餓と貧困を取り上げたテレビ番組です。
お母さんに抱かれた赤ちゃんのやせ細った腕や足、栄養失調で大きく膨れたお腹、悲しそうな瞳。小さな子どもが、食べるものがないという理由で亡くなっている現実に、「助けてあげたい」と真剣に思いました。
今も、世界のおよそ8億人の人たちが飢餓に苦しんでいます。その多くは子どもたちです。
同じ地球、同じ時代に生きていて、一方は食糧不足に苦しみ、一方で世界から食品を大量に輸入して、大量に廃棄している。こうした現状を何とかしたい。それが率直な思いです。
生ごみの削減に先駆的に取り組んできた京都市の調査によると、4人家族が1年間に出す食品ロスは、お金に換算すると6万円!
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食品ロスの問題をより多くの皆さまに知って頂き、一緒に取り組むために、今、公明党東京都本部女性局では、「食品ロス削減に ココからチャレンジ」をテーマに各地で女性フェスタを開催しています。
フェスタでは、専門家の講演とともに、世界の食糧の現状や、冷蔵庫の残り物を使ったお料理レシピの展示をしています。大根の皮やキャベツの芯を使ったお料理は美味しくて、ヘルシーで、ダイエット効果もあるそうで、実際にやってみた方から大好評でした。
食品ロスの削減は先進国共通の課題です。
フランスでは今年1月から、お客さんが希望すればドギーバック(残ったお料理を持ち帰るボックス)をお店が提供することが法律で義務付けられました。こうした法制度の見直しとともに、私たち消費者の意識を変え、毎日の行動を変えていくこと。それを車の両輪のように取り組む必要があります。
多くの皆さまと「もったいない」との思いを共有しながら、日本を食品ロス削減の先進国に、との決意で挑戦を続けて参ります。
竹谷とし子
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