【竹谷とし子】軽減税率は生活者の願い
2016/02/11 (Thu) 10:00
こんにちは、竹谷とし子です。
来年4月に「軽減税率」を導入するための法案が5日、閣議決定されました。円滑な導入のために3月までの成立を目指します。
年金や医療、介護などの社会保障を今後も継続、充実していくためには消費税率の引き上げが不可欠です。
しかし、「社会保障のために消費税が上がるとしても、せめて日々の生活に必要な飲食料品だけは軽減してほしい」という多くの皆さまの思いに応えるため、公明党が粘り強く合意形成に努力して、ようやく導入が決定しました。
この軽減税率は世界各国で導入されている「世界標準」とも言える制度です。
9日付の公明新聞にも、ドイツや韓国、イギリスに住む人から「軽減税率があって助かっている!」との声が寄せられています。
多くのお母さん方が、「お一人様、1パックまで」の卵の特売を買うために、スーパーに並んでおられます。子どもの頃、私も母と一緒に並びました。
消費税は、毎日、毎日の生活に密着した税金です。だからこそ、1回1回の買い物のたびに、負担感をできるだけ軽くする、思いに寄り添うことが大事だと思います。
ところが、予算委員会の審議などで、民主党は軽減税率を「天下の愚策」などと批判を繰り返しています。
しかし、当の民主党は3年前の2012年6月に、自民党、公明党、民主党の「3党合意」で、消費税率引き上げ時の低所得者対策の一つとして軽減税率に合意しているのです。
その時に、軽減税率制度の他に、選択肢の1つとされていたのが民主党の主張する「給付付き税額控除」です。しかし、個人の所得や資産が正確に把握できない今の段階では、実現しようにもできません。
ましてや、この制度では、一人一人がわざわざ申請しなければならず、お金が戻ってくるのは随分時間がたってからです。
このような課題があるからこそ、今すぐできる生活者の声に応える制度は軽減税率だけです。
これから、導入決定に向けた公明党や私の取り組みも、追ってご紹介させていただきます。
まだまだ寒さは続きます。風邪などにお気をつけください。
竹谷とし子
参議院議員・公認会計士
公明党女性委員会副委員長
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年金や医療、介護などの社会保障を今後も継続、充実していくためには消費税率の引き上げが不可欠です。
しかし、「社会保障のために消費税が上がるとしても、せめて日々の生活に必要な飲食料品だけは軽減してほしい」という多くの皆さまの思いに応えるため、公明党が粘り強く合意形成に努力して、ようやく導入が決定しました。
この軽減税率は世界各国で導入されている「世界標準」とも言える制度です。
9日付の公明新聞にも、ドイツや韓国、イギリスに住む人から「軽減税率があって助かっている!」との声が寄せられています。
多くのお母さん方が、「お一人様、1パックまで」の卵の特売を買うために、スーパーに並んでおられます。子どもの頃、私も母と一緒に並びました。
消費税は、毎日、毎日の生活に密着した税金です。だからこそ、1回1回の買い物のたびに、負担感をできるだけ軽くする、思いに寄り添うことが大事だと思います。
ところが、予算委員会の審議などで、民主党は軽減税率を「天下の愚策」などと批判を繰り返しています。
しかし、当の民主党は3年前の2012年6月に、自民党、公明党、民主党の「3党合意」で、消費税率引き上げ時の低所得者対策の一つとして軽減税率に合意しているのです。
その時に、軽減税率制度の他に、選択肢の1つとされていたのが民主党の主張する「給付付き税額控除」です。しかし、個人の所得や資産が正確に把握できない今の段階では、実現しようにもできません。
ましてや、この制度では、一人一人がわざわざ申請しなければならず、お金が戻ってくるのは随分時間がたってからです。
このような課題があるからこそ、今すぐできる生活者の声に応える制度は軽減税率だけです。
これから、導入決定に向けた公明党や私の取り組みも、追ってご紹介させていただきます。
まだまだ寒さは続きます。風邪などにお気をつけください。
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